クロアチア共和国にある「プリトヴィツェ湖群国立公園」。
その湖と無数の滝の織りなす美しさで日本でも人気です。
圧倒されるような雄大な自然を満喫できるスポットです。
そんな「プリトヴィツェ湖群国立公園」の行き方や治安、楽しみ方を
まとめました。
「プリトヴィツェ湖群国立公園」はどこにある
「プリトヴィツェ湖群国立公園」はクロアチア共和国の首都ザグレブから南に
約110kmのところに位置し、295平方kmに及ぶ広大な自然公園です。
首都ザグレブからは車で約2時間半の距離にあります。
1979年ユネスコの世界遺産に認定されました。ヨーロッパ最高の絶景とまで
言われています。
それは標高500mから650mの渓谷に沿って存在している16の湖。
その湖の間をつなぐように流れる92もの滝。
自然の織りなす美しさには息をのむようです。
日本から「プリトヴィツェ湖群国立公園」への行き方は
日本からはクロアチア共和国への直行便は残念ながらありません。
しかし、一回の乗り継ぎで行けるようです。
時間が比較的短くて済むヨーロッパ乗継便ならば
★ルフトハンザ航空
東京 成田・羽田空港 →フランクフルト(ドイツ)経由 →クロアチア
首都ザグレブ
(ルフトハンザ航空は名古屋・関西空港からも飛んでいます)
★オーストリア航空
東京 成田空港 →ウイーン(オーストリア)経由 →クロアチア
首都ザグレブ
首都ザグレブからプリトヴィツェ湖群国立公園まではバスや車で約2時間
半です。
割安のパックツアーなどでは、中東の航空会社(カタール航空など)を
利用しているところが多く、ヨーロッパ乗継便よりは遠回りのため時間が
かかるようです。
クロアチア共和国の治安は
クロアチア共和国の治安は中・東欧諸国の中では比較的安全と言われて
いるようです。
アドリア海の真珠と呼ばれる「ドブログニク」や「スプリット旧市街」
「トロギル」のような美しい街並みや美しい自然などが点在し、観光客も
多いので治安面でも怖いということはないのかと思います。
口コミでも「人も優しくて、自然も美しくて、みんなのんびりしていて
安心して旅行を楽しめました。」のような感想が多くあります。
しかし、近年注意が必要なのが「スリ」の横行です。
観光シーズンの夏などは、町中だけでなく観光地でもスリ被害にあったと
の情報が寄せられているようです。荷物を置いていたらなくなったとか、
リュックサックを開けられるということもあるので注意が必要です。
またどの地域への旅行でもですが、夜の外出、単独行動、危ないとされて
いる場所への立ち入りを控えるのはもちろんですよね。
旅行の前にはこちらもぜひご確認ください。
「プリトヴィツェ湖群国立公園」の楽しみ方
プリトヴィツェ湖群国立公園は誰でも気軽に湖畔ハイキングできるよう
になっています。
公園の営業時間は
11月~3月 9:00~15:00
4月~5月、10月 8:00~18:00
6月~9月 7:00~20:00
入場チケット販売は閉園時間の1時間前まで
入場料などは公式ホームページでご確認ください。
出典:TABIKO
湖群は大きく上湖エリアと下湖エリアに分かれていて、それぞれの周りを
ぐるっと巡るようにハイキングコースが作られています。
公園内のハイキングコースは8コースあります。
短いもので2~3時間、長いもので6~8時間で、来園者の時間や体力に
合わせて歩けるようになっています。
出典:TABIKO
バスやボートにも乗れます。
効率的に公演を見て回りたい人や体力的にきついと思われるときには便利
です。
出典:TABIKO
出典:TABIKO
夏のシーズンには世界中から観光客でハイキングルートが行列になることも・・・。
このように世界中からの観光客を集めている公園の随所にハイキングに便利な
施設が設けてあります。
トイレも公園内の循環バスの各バス停、ボート乗り場にも配置されています。
公園内にはレストランもありますが、混んでいることが多いので、食べ物を持
参するのもよいかもしれません。
ザグレブからの日帰り観光もできますが、ゆっくり楽しむなら宿泊も可能です。
公式ホテルが3か所あり、車があれば近郊には多数のホテルがあります。
まとめ
以上クロアチア共和国「プリトヴィツェ湖群国立公園」の日本からの行き方や
治安、楽しみ方についてでした。
今はコロナ禍で状況は旅行には厳しいかもしれませんが、クロアチア共和国は
「プリトヴィツェ湖群国立公園」だけではなく、多くの魅力ある国だと思いま
した。
普段体験できないことが体験できるのが「旅」ですよね。
私自身も調べていて治安もお国柄もぜひ訪れてみたい国だと思っています。
ぜひこの美しい自然を楽しんでみてください。