昨年も番組で取り上げられていた作詞家の「松本隆」さんの特集です。
作詞活動50周年!松田聖子はじめアイドルやバンドへの楽曲提供は
2,100曲を超えます。
様々なジャンルでのヒット曲を生み出し続ける「すごさ」を、音楽
プロデューサー武部聡志さん、作詞家いしわたり淳治さん、シンガー
ソングライター川崎鷹也さんからの質問に答えるという形で番組は
進行してきます。
松本隆さんご本人からどんな回答があるんでしょうか。
いつも音楽のことをジャンルを問わずに楽しくわかりやすく、紹介して
くれるこの番組。
楽しみです。
松本隆作詞活動50周年トリビュートアルバム「風街につれてって!」楽曲紹介
7月14日松本隆作詞活動50周年トリビュートアルバムがリリースされています。
それに伴ってアルバムの中で「君は天然色」を歌う川崎鷹也さん主演のミュー
ジックビデオも公開されました。
その時のお話も川崎さんから番組の中で聞くことができるんじゃないでしょうか。
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/kanjam
トリビュートアルバム「風街に連れてって!」はどんなアーティストが参加
しているのか大いに興味がわきませんか。チェックしてみました。
「風街に」連れてって!」
01. 「夏色の思い出」 吉岡聖恵
(オリジナル:チューリップ 1973年リリース)
02. 「君は天然色」 川崎鷹也
(オリジナル:大瀧詠一 1981年リリース)
03. 「SWEET MEMORIES」 幾田りら
(オリジナル:松田聖子 1983年リリース)
04. 「SEPTEMBER」 宮本浩次
(オリジナル:竹内まりあ 1979年リリース)
05. 「Woman``Wの悲劇より‘‘」 池田エライザ
(オリジナル:薬師丸ひろ子 1984年リリース)
06. 「セクシャルバイオレットNO.1」 B‘Z
(オリジナル:桑名正博 1979年リリース)
07. 「スローなブギにしてくれ」 GLIM SPANKY
(オリジナル:南佳孝 1981年リリース)
08. 「キャンディ」 三浦大知
(オリジナル:原田真二 1977年リリース)
09.「風の谷のナウシカ」 Daoko
(オリジナル:安田成美 1984年リリース)
10. 「ルビーの指輪」 横山剣(クレイジーケンバンド)
(オリジナル:寺尾聰 1981年リリース)
11. 「風をあつめて」 Little Glee Monster
(オリジナル:はっぴいえんど 1971年リリース)
三浦大知さんや宮本浩次さんなど、興味をそそられるボーカリストの方々
が参加されていました。
この11曲すべてがリアルタイムにわかる年代の私にしてみれば、オリジナ
ルのボーカルとの聞き比べが楽しみなところです。
「君は天然色」のフレーズに込められた意味
ジャムセッションの楽曲が「君は天然色」です。
この曲はCMになったりと、聞き覚えのある方も多いのでは?
「君は天然色」は大瀧詠一さんの1981年に発表された『A LONG VACATION』
の中の松本隆さん作詞の一曲です。
このアルバムは私はどの曲を聴いても胸が「キュン」とする大好きなアルバム
です。
出典:https://www.sonymusic.co.jp/
この「君は天然色」のあるフレーズに込められた意味を勝手に推測しました。
そのフレーズが「思い出はモノクローム 色をつけてくれ~~」です。
松本隆さんは、このアルバムが完成する前年に妹さんを亡くされています。
26歳の早すぎる死でした。仲の良いご兄妹だったようで松本さんの喪失感は
いかばかりかと想像にかたくありません。
そのショックから歌詞が書けなくなったそうです。アルバム制作も遅れました。
好きな喫茶店、レコード店がある渋谷の街を歩いていると目の前の光景が色が
消えて見えたのだそうです。
そうして浮かんだ歌詞が「思い出はモノクローム」。
人間の脳はあまりのストレスがかかると、情報を遮断してしまいます。
きっとその時の松本さんは色も味も感じられないような状態だったのでは・・。
何色でもいいから「色をつけて」欲しかったのだと思います。
松本隆さんの曲には「色」を心の風景として表現された曲が多い気がします。
「赤いスイトピー」にしても「春色の汽車・・」の歌詞は、柔らかく初々しい
雰囲気が伝わりますよね。
ジャムセッションの「君は天然色」をまた違った感覚で聞きたいと思います。
今回、松本さんは出演は「声」だけのようです。ちょっぴり残念ですよね。
ぼくは声だけです。 pic.twitter.com/5HIL4xzgxb
— 松本 隆 (@takashi_mtmt) July 26, 2021
まとめ
私がいつも楽しみにしている「関ジャム!完全燃SHOW」。
関ジャニ∞のメンバーも古田新太さんやゲストの皆さんとの掛け合いも楽し
く、ボカロやクラシックなど知らない世界に連れて行ってくれるのが興味深
いです。
関ジャニ∞のメンバーも一生懸命演奏、歌っているのにも好感が持てます。
今回は私のリアルタイムの「松本隆」さんの特集でワクワクです。
どんな話が飛び出すのか待ち遠しいですね。